研究室紹介

Laboratory introduction

「地域のため」「未来のため」。
熊本県⽴⼤学の地域愛あふれる
研究室を紹介します。

2019
© puk-loveratory
2019
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総合管理学部 総合管理学科 公共福祉部門・部門長 教授

上拂 耕生

Kousei Ueharai

行政法研究~法を活用して公共的課題を解決!~

行政(役所)は、税の徴収、ごみの収集・処理、災害対策、社会保障、まちづくりなど、いろんな行政活動をしています。そのような行政活動の中で、行政(役所)は市民(私人)と何らかの関係を持ちますが、このような行政と市民(私人)との法関係を研究対象とするのが行政法です(日本は「法治国家」である以上、あらゆる行政活動は法律に基づいて行われます)。人口減少・少子高齢化社会の日本では、空き家問題、獣害被害、移住定住問題、商店街の活性化など様々な社会問題(公共的課題)が生じてますが、このような公共的課題を、行政法など法律の知識を活用してどのように解決すればいいか、という「政策法務」ことを研究してます。

中国法・台湾法の研究~中国・台湾を知る~

中国(中華人民共和国)および台湾における行政法制度の研究をしています(行政法とは何かは、上記を参照)。中国・台湾行政法の特色などを研究しているのですが、その前提として、中国や台湾の政治・経済・社会事情(地域事情)を十分に理解する必要もあります。この点では、国際交流・異文化理解等に貢献できるかもしれません。

情報公開・個人情報保護法制の研究~デジタル化・データ活用と法~

行政法の中でも、自治体の情報公開・個人情報保護法制の実務的運用を研究してきました。近年は、社会のデジタル化と個人情報保護、生成AIに関連する個人情報保護法の論点、パーソナルデータの活用、オープンデータ政策などを強い関心をもって研究しています。

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