【戦前期東京 火災保険特殊地図集成】第1巻が刊行されました
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目的
日本における火災保険地図の全容解明と同時代の大縮尺都市地図との比較
活動内容
本集成は、火災保険地図の利用環境の飛躍的な向上を目指し、建築史や都市史の研究のみならず幅広い用途で活用できる学術基礎資料として、現存する戦前期東京の火災保険地図をまとめて復刻出版する。
環境共生学部 居住環境学専攻 辻原 万規彦教授は、大縮尺で多量の情報を含む火災保険特殊地図の全像を明らかにし後世に残す事を目的とした研究活動に精力的に取り組み続けており、この度ついに火災保険特殊地図集成 第1巻の発刊に至りました。
【本集成の主な特徴】
・戦災をくぐりぬけた現存する約1500葉の原図をすべて集成して原寸で復刻
・製本姿はA3判、厚約50㎜と圧巻の大迫力
・大判仕様の為、細部までの確認が非常に容易
・全27巻配本予定
火災保険特殊地図に類似する大縮尺の地図は他に存在せず、その学術的価値は何にも代えがたいものとなっています。
内容や配本計画など詳細は下記チラシをご覧ください。