天草地域の近代建築物の保存や活用にかかわっています
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目的
天草地域の近代建築物の保存や活用
活動内容
天草地域の近代建築物の保存や活用にかかわらせていただいています。上手くいくことも,いかないこともありますが,「太く短く」よりは「細く長く」かかわっていけるとよいのでは,と考えています。
10年ほど前から,天草市の文化課と協働して,熊本県立大学の地域貢献研究事業(現在は,「地域おこしスタートアップ事業」に継承)を利用して,天草地域の近代建築物の保存や活用にかかわっています。
最初は,本渡地区の旧本町中学校の校舎が取り壊されることを伺い,記録を作成することから始めました。図面はもちろんですが,地域の皆さんと一緒に映像でも記録を残すことができました。
その次は,既に,この欄で紹介した旅館白磯の登録有形文化財の登録のサポートでした。
それから,本渡の池崎写真館を調査させて頂いたり,本渡地区にどんな建物が残っているだろうかと本渡の全域を歩き回って調査したりしました。それに,御領地区の「石」の地域資源(石本家屋敷跡の石塀など)も調査しました。
いつも,地元の皆様の助力を頂きながら,研究室の学生達と一緒に活動していますので,学生達にとっても大変よい体験,勉強になっていると思います。改めて,皆様には御礼申し上げます。
これからも,少しずつでも,このような活動にかかわっていきたいと思います。「記録に残す」,「記憶に残す」ためのサポートができればよいな,と思います。
写真は,2016(平成28)年2月に,天草宝島国際交流会館ポルトで開催された本学の天草地域の研究成果報告会で使用したスライドの表紙です。
こちらは,2017(平成29)年12月に,熊本県立大学で開催された「第4回国公私3大学環境フォーラム」で発表した際のポスターです。