6月「食育の日」を実施しました
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- 人吉球磨
目的
学生や教職員に地域の食について興味を持ってもらう
活動内容
熊本県内の様々な地域の食材を活用したオリジナルメニューを月に1度「学食の日」として提供しています
6月18日(金)に食育の日を実施しました。
今回は、咋年10月に大好評だった人吉・球磨地方とのコラボ企画のリバイバルメニューでした。
メニュー
・きくらげコロッケ弁当
・鶏ん汁
・緑茶の黒棒
きくらげは人吉・球磨地方の特産品で、今回は里芋とスキムミルクを使ったコロッケに入れました。意外な組み合わせですが、食べてびっくり!里芋のほくほく感と、スキムミルクのほんのり甘い感じが合うんです。とろりとした食感の中にコリコリのきくらげが良いアクセントになっていました。
鶏ん汁は、人吉・球磨地方の郷土料理です。たくさんの野菜と鶏肉が入った澄まし汁で、まさにお母さんの味。柚子胡椒の風味がさらに美味しさを引き立ててくれます。
緑茶の黒棒は、球磨郡湯前町にある兼田製菓舗さんが作ってくださいました。兼田製菓舗さんは昭和10年創業の老舗で、特に南九州に古くから伝わるお菓子「黒棒」が人気です。全行程を手作りで行っているのは九州ではここだけかもと言われており、今回は看板商品である「かねだの黒棒」に抹茶を練りこんだものを食育の日のためにオリジナルで作ってくださいました。そして、練りこんだ抹茶は、人吉市にあるこちらも老舗のお茶屋さん、立山商店さんのものを使用しています。
今回のお弁当も大好評で、販売開始から1時間ほどで完売しました。
人吉・球磨地域は県南に位置する人吉市と球磨郡9町村からなるエリアです。ここには、地元の食材を使ったお母さんたちの郷土料理がたくさんあります。この郷土料理のおいしさを県大のみんなに知ってほしい。ある女子大生のそんな思いから始まった人吉・球磨地方の食育の日は今年で4年目を迎えます。
令和2年に発生した水害を乗り越え、復興・発展していく人吉・球磨地方を食育の日はこれからも引き続き応援します。