大学生など若者層への予防歯科の重要性を伝え歯科健診受診につなげたいという課題を有する一般社団法人熊本県歯科医師会の依頼を受け、丸山ゼミ２年生１４名は、３チームに分かれ課題解決検討に取り組んできました。３月２３日（水）熊本県歯科医師会館にて、会長・専務・理事に取組成果をプレゼンする機会をいただきました。それぞれが異なる視点で、課題解決を図るプロモーション施策を立案、ご報告しました。今回の提案を受け、来年度に向け具体化を検討し実践につなげたいというコメントをいただきました。

各チームの提案概要は以下の通り。

➀チーム「歯は命」

このチームは、関心の薄い若者層を説得するのに、「（今、歯の危機を感じている）親・祖父母世代」に狙いを定め、そこから、子や孫へ伝えてもらう”将を射んとする者はまず馬を射よ”作戦を提案しました。

➁チーム「グリーンピース」

グリーンピースは、就活で見た目を気にする大学生をターゲットにして、笑顔から口腔ケアにつなげる「笑顔健診（Beauteeth）サービス」を提案。主役を歯科衛生士にすることで、若者層の歯科医院へのハードルを下げ、新しい入口を作るという提案を行いました。

➂チーム「チョコバナナ」

チョコバナナは、若者の生活時間のスキマを狙って、学食でのランチタイムに「トレイ告知」を使ったプロモーション案を提案しました。

３チームとも、若者の行動や心理をしっかり分析し、直接、間接的に若者の心を動かし、行動喚起するプロモーション案を提案できたかと思います。熊本県歯科医師会の方々からも、自分たちにない新鮮な提案だったと高評価をいただきました。

なお、今回の課題解決立案プロジェクトは、熊本学生応援WEBマガジンT１パーク様のコーディネートによって実現しました。