熊本県立大学 公開講演会「建築家 松山将勝氏 講演会」開催
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目的
熊本県立大学 公開講演会
活動内容
県内の高校生、大学生、建築関係者はもとより、建築に興味のある県民に対し、熊本県立大学 環境共生学部 居住環境学専攻の取り組みを広く知ってもらうと共に、本学学生に対する生きた現場の声を届けることを目的とし開催された公開講演会。
2022年10月2日(日)13:30~熊本県立大学大ホールにおいて、〈熊本県立大学 公開講演会 建築家 松山将勝氏 講演会 「ローカルで思考する建築」〉を開催しました。
学外よりの参加者38名を含む、計78名の方々にご参加頂き、熊本県内の大学生、高校生、専門学校生、建築関係者をはじめ、県外からもご参加頂きました。
講演は、松山氏の実施作品を中心に、九州地区で建築設計を続ける意味を「ローカル」という言葉で表現され、敷地の環境を読み解く建築家の知恵やその過程の格闘や問題解決の手法が、美しい動画を交え実にわかりやすく表現されており、高校生をはじめ、建築に興味を持ち始めた学生にとっても非常に魅力的であり、また実務者にとっても、精度の高い施工技術やディテール写真など非常に参考になる内容でした。
また講演後の質疑応答では、実務者や学生たちから積極的な質問がなされるなど、長時間の講演会にもかかわらず、会場は聴講者の真剣なまなざしに溢れていました。この講演会を通し、高校生を含む学生たちが建築に対する考え方やアプローチの仕方など、新たな視点で今後の大学教育における授業等に生かせることと思います。またこのような現在も第一線で実務者として活躍され、様々な建築と格闘されている建築家(実務家)をお招きし、ご講演頂くことは今後の建築界を担う若者たちにとって、非常に実りある貴重な時間であったことと考えます。