熊本県立大学公開講演会「スポーツをするための基本となる食事~エネルギー・栄養素の代謝から考える~」を開催しました。
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中学生以上を対象として、スポーツ栄養学に関係するエネルギー・栄養素の代謝についての公開講演会を本学 環境共生学部の吉田卓矢 准教授が実施しました。当日は43名が参加しました。参加者は高校生が半数以上でした。
近年では、オリンピックや世界大会などで栄養士を帯同する選手やチームが増え、スポーツ栄養学に興味をもつ中高生も多いため、代謝について中学生にもわかりやすくなるように噛み砕いて説明されました。アスリートの食事は一般の方とは少し考え方が異なる点があるため、健康を意識した食事とは少し異なることを説明し、自分の生活活動強度やライフスタイルを考慮した食事の摂り方について考えるきっかけとなりました。また、多くの参加者から良好なコメントをいただきました。終了後は、多くの方から質問も頂き、本講演内容に対する興味関心が高いことが伺えました。
【受講生からの感想】
・食事で十分なタンパク質が取れることを知ったので、プロテインなどに頼らずバランスの良い食事を実践してみようと思った。
・自分に必要なエネルギーや足りていないものがわかったので健康的に過ごすためにも今後取り入れていきたいと思いました。
・タンパク質も自分にあった量以上をとっても意味ないし、脂質も適切な量は取らなければならないことがわかりました。
・今まではスポーツをするときにどのような食事をすればいいのかわからなかったけど今回の講座を受けてみてどのようなタイミングでどのような食事をすればいいのか、またどれくらいの量を取ればいいのかを知ることができ、今後に活かしていきたいと思いました。