令和3年（2021年）11月5日、本学客員教授で国際政治学者の村田晃嗣先生（同志社大学法学部教授）の公開講演会に先立ち、ＣＰＤホールにおいて収録を行いました。テーマは「バイデン政権下の日米関係」です。

　岸田新政権成立と今後の自由民主党の派閥形成についての見通しや2022年の参議院通常選挙後を見据えた展開などについて過去の事例を引用し、ひも解いていかれました。2020年代に予想される事柄について、日米だけでなく、中国、インドなどを例に政治と経済が密接につながっている事例や各国の軍事力を比較しながら、幅広く説明いただきました。　最後に、受講した学生からの質問にも丁寧に対応いただき、聴講される方には米中関係や日本の置かれた状況を考える貴重なきっかけとなりました。