公開講演会「令和時代の万葉集」
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令和元年(2019年)7月18日(木)に本学大ホールで、公開講演会「令和時代の万葉集」を開催しました。
講師には、万葉集など日本古典文学に詳しい九州共立大学の奥田俊博学長をお招きし、新元号の「令和」にちなんだ講演をいただきました。
ご息女に万葉集にもよく出てくる「千尋」と名付けられたエピソードなどを交えて、最初に万葉集各巻の構成や相聞(そうもん)・挽歌(ばんか)・雑歌(ぞうか)の意味、山上憶良や大友旅人・家持などについて説明頂きました。次に、「令和」の出典である万葉集巻五の「梅花の歌三十二首」の序文の解説、続いて三十二首の意味や各歌のつながりなどをわかり易くお話しいただきました。
約150人の受講者は、万葉の世界に思いを馳せながら、最後まで熱心に聞き入っていました。