共通教育センター 准教授
武上 富美
Fumi Takegami- ワークショップ
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グローバル社会における英語教育を考える。
日本の英語教育は今大きな転換期にあるのではないでしょうか。30年ほど前から英語によるコミュニケーション能力のためにさまざまな取り組みが行われてきた中、最近では話すことでは”発表”と”やりとり”に重きが置かれ、また”探求的な深い学び”を目指すようになってきています。変革を続ける英語教育を取り巻く環境や問題やテーマ、また指導法や技法について、研究者として学生と英語教育に関わる方々と意見を交換しつつ教育実践者であることを目指しています。
Why am I doing what I am doing?
さまざまな英語指導法とアプローチとテクニックがありますが、現在では"postmethod"であると言われています。新しい指導法が現れたら、すぐに飛びつくのではなく「自分のしていることは何であるのか」と一旦立ち止まって考える余裕も必要ではないかなと思います。”言葉”(Language)は”考え”(Thought)を伝達します。学習の結果も大切ですが、学習過程を大切にして創造的・批判的な考えを言語を通して伝達し、学習者がワクワクできるような指導法とアプローチを構築したいと思っています。