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総合管理学部の秋岡菜々子さん(飯村研究室所属)が、米Apple社が開催するWWDC24 Swift Student Challengeで入賞しました

目的

世界中の学生開発者たちが、自由に選んだテーマでコーディングの実力を披露するためのSwift Student Challengeに総合管理学部の秋岡菜々子さん(飯村研究室所属)が参加しました。

活動内容

総合管理学部の秋岡菜々子さん(飯村研究室所属)は、世界中の学生応募者の中から、350名の学生たちとともに入賞者(Winner)に選ばれました。

米Apple社は毎年、Worldwide Developers Conference (WWDC)にて、世界中の開発者向けにハードウェアやソフトウェアの開発における将来の見通しについて発表を行います。今年は6月10日~14日(太平洋時間)で開催されます。

WWDCのイベントの一つに、世界中の学生開発者たちが、自由に選んだテーマでコーディングの実力を披露するためのSwift Student Challengeがあります。本学、総合管理学部・飯村研究室に所属する秋岡菜々子さんは、今年開催のWWDC24 Swift Student Challengeで、世界中の学生応募者の中から、350名の学生たちとともに入賞者(Winner)に選ばれました。

秋岡さんは昨年のWWDC23 Swift Student Challengeでも入賞しており、二年連続の入賞となります。なお、秋岡さんが所属する飯村研究室からは一昨年も入賞者を輩出しており、研究室としては三年連続の入賞者輩出を果たしました。

Swift Student Challenge – WWDC24 – Apple Developer

さらに、秋岡さんはWWDC24初日である6月10日(太平洋時間)にApple Parkで開催される特別なイベントに招待されています。6月9日にApple Infinite Loop Campusで開催されるウェルカムレセプションから始まり、6月11日にはApple Developer Center Cupertinoを訪問します。

■入賞したアプリケーション

名称

LifeWithFlowers

開発者

総合管理学部 総合管理学科・3年(入賞当時の学年) 飯村研究室所属 秋岡 菜々子(あきおか ななこ)

概要

私は、フラワーアレンジメントを楽しみながら、花への興味・関心を深めることができるアプリケーションを開発しました。母がフラワーアレンジメント教室に通い始め、花を飾ることで心身が癒されると実感したことがきっかけです。しかし、日本では花のある暮らしが一部の人にしか浸透しておらず、多くの人々にとってこれらは日常化されていません。その理由の一つは、日本は欧米諸国と比べ気軽に花を贈り合う文化が根付いないと考えました。そこで、花を贈り合う文化をつくり、花のある豊かな暮らしが多くの人々にとって日常化されることを目指します。花への興味・関心をもってもらうことが、花を贈りあう文化の形成になり、花のある豊かな暮らしの実現につながると考え、本アプリケーションの開発に至りました。本アプリケーションでは、花をドラッグ&ドロップさせるだけで簡単にフラワーアレンジメントを楽しむことができ、花の説明も提供しています。

■入賞した秋岡さんのコメント

昨年に続き、2年連続で今年も入賞できたことを大変嬉しく思います。課題をどのように捉え、その課題をどう解決していくか、そして誰もが使えるデザインにすることは昨年同様、やりがいを感じました。花という題材から、鮮度の短さや手入れの手間、好みの花を伝えることができないなどの課題の捉え方は、多様に存在することを学びました。社会に存在する課題に対して、多面的な思考で課題解決に挑戦していきたいと思います。デジタル技術の発展により、地方にいながらでも世界に挑戦できる時代です。熊本からも、より多くの学生に夢と希望を持って、挑戦してほしいと願っています。私自身も、これまでの経験を糧に挑戦し続けることを大切にしたいと思います。

入賞した秋岡菜々子さん
アプリケーション「LifeWithFlowers」の画面例