活動・取り組み

Activities / initiatives

研究室から、愛を込めて!
地域のために、全⼒で取り組みます。

2018
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2017
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R3【宮園ゼミ国際チーム】八代市で交流会を開催してきました

目的

熊本県に多文化共生社会を構築すること

活動内容

八代市の海外ルーツを持つ子供たちへの日本語教育

11月20日:八代市教育会館にて八代市に住む海外ルーツを持つ子供たちの交流会を実施しました。

「学校外の楽しいイベントを通し子供たちの地域・日本語理解は高まるという」仮説を検証するために、『やつしろトマトスゴロク』を子供たちに遊んでもらいました。

「やつしろトマトスゴロク」とは、プレイヤーがトマト農家になり、八代の観光地をめぐる物語のスゴロクです。また、プレイ中には点数の付いた様々な『トマトカード』を獲得し、レベルアップやバトルをしたりして自分の持ち点をあげます。そして、ゴール時の合計点数で、順位が決まります。

この交流会には海外ルーツを持つ子供たち5人が参加してくれました。(内訳:中学生1名 小学生2名 幼児2名)

地域理解と日本語理解を測定するために以下の方法を取りました。

地域理解については、地域マスというものをスゴロクに作り、八代の観光地に関するクイズを出します。付属の『やつしろあんないBook』を参考にクイズに答えてもらい、正解すると『トマトカード』をゲットできる仕組みにしました。また、スゴロク前・後にアンケートを実施し変化を調査しました。

日本語理解については、スタッフがスゴロクをする子供たちの様子を観察し、日本語の「読む」「話す」「聞く」の点から評価を行いました。

今後は、交流会の結果を参考に海外ルーツを持つ子供たちへの支援を提案していく予定です。

「やつしろトマトスゴロク」をしている様子

 

5月21日:八代高校放送部員の皆さんとFSやつしろさんの皆さんで八代市に住む外国にルーツ持つ子どもたちについて理解を深めるミーティングを実施しました。

八代高校放送部さんは、放送コンクールに向けた番組制作のための取材として、今回のミーティングを企画されました。そしてそのミーティングに私たち県大生も参加をしました。

内容としてはFSやつしろのスタッフさんから、FSやつしろで行っている学習会の活動内容、外国にルーツを持つ子どもたちの実際の様子についてお話しを聞かせていただきました。

 

5月13日、熊本市国際交流会館にて、多文化共生に関する活動について、吉田直氏と第1回目の会議を実施しました。

 

会議では、大学生を巻き込んだ事業や、ごみの分別などの日常生活の中で、外国人にはなじみのない文化や生活様式などにおけるトラブルを解消するための取り組みなどについて話し合いました。

 

これから、熊本県に住む外国人と熊本県民との間で生じる問題の解決に取り組んでいきます。