第2回たべラボランチタイムミーティング(料理写真の撮り方講座)を実施しました!
- ワークショップ
- 食育推進
- 食
目的
学生の食生活・生活習慣のスキルアップを目指す
活動内容
熊本県内の地域の食を楽しみながら経験し、食への関心を高める活動を実施する。
たべラボでは、毎週水曜日に「ランチタイムミーティング」と題してメンバー自身の食生活・生活習慣のスキルアップを行うセミナーを実施しています。内容は、食に関するワークショップや外部講師をお招きしての講話など、熊本県内の地域の食を楽しみながら経験し、食への関心を高めるようなものになっています。
第2回目のランチタイムミーティングは、前回に引き続きオンラインで実施しました。
6月23日(水)にLog photo studioのカメラマン内村友造氏を講師にお招きして、料理写真の撮り方講座を行いました。
内村氏のプロフィールはこちら
今年の1月に「料理写真の撮り方講座(理論編)」でお話していただきましたが、今回は実践編ということで料理写真の撮り方について教えていただきました。
最近はスマートフォンで写真を撮ることが多いため、今回はスマートフォンでの撮影のコツを伝授してもらいました。
まず、撮影する環境として電気を消して自然光を利用することや、物の立体感を生みやすい光の角度などについて説明していただきました。
料理の写真を撮るうえで大事なことは「シズル感(みずみずしさ)」だそうです。このシズル感を出すためのアングルを確認し、どこから撮影するのかを決めます。
今回はお弁当を被写体にし、説明的(お弁当に何が入っているかがわかるように)に撮る方法とイメージ的(美味しそうに見えるように)に撮る方法について、その場で実際に内村氏がスマートフォンで撮影した写真を見ながら教えていただきました。
驚いたのは、料理に水を塗っていたことです!料理は長時間置いておくと表面が乾燥してしまうため、その場合はシズル感を出すために筆などで軽く水を塗ると良いのだそうです。
いかがですか?左が説明的に、右がイメージ的に撮った写真です。とてもスマートフォンで撮ったとは思えませんよね!プロのカメラマンさんってすごい!と改めて思いました。
他にもランチョンマットの選び方(色、厚さ)やレフ板の使い方についても学びました。
また、撮るとき(シャッターを押す瞬間)の振動でぶれてしまうためセルフタイマーを使うと良いことや写真アプリを用いる際は光の感じや立体感が不自然になるため微調整での使用にとどめるなど、すぐ実践できるポイントをたくさん教えていただきました。
最近はSNSが普及し、他人に見せる写真を撮る機会が増えてきました。特に料理の写真は撮ることが多いのではないでしょうか。学生には今回学んだことをぜひ活かしてもらいたいです。
内村様、お忙しい中講師を引き受けていただきありがとうございました!
最後に食育推進室のスタッフと記念撮影。