R3【佐藤研究室】住宅ストックの有効活用方法を検討しています!
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目的
住宅ストックの有効活用
活動内容
公営住宅や戸建て住宅など,地域の住宅ストックの効率的な活用のため,住情報提供システムの視点から課題解決を試みる
12月16日:11/18~12/16に空き家に関するアンケート調査を行いました!
11月の自治体会議で配布させて頂いたgoogle formによるアンケート調査を締め切りました!
アンケートの配布にあたり,熊本県地域振興課の職員様にご協力いただきました。
学生GP報告会では12/10までの集計分について分析を行っておりますが,また次回のzoom会議の際に最終的な分析結果をご報告できればと考えております。
回答してくださった自治体の皆様,並びに熊本県地域振興課様,お忙しい中でのアンケートへのご協力,本当にありがとうございました。
11月18日:11月のzoom会議を行いました!
11月のzoom会議を行いました!
今回の会議では,主に11月に行った南小国町での調査結果の共有,空き家バンクに載せる平面図の簡単な作成ツールの紹介等を行いました。
今回の会議の最後には,参加自治体の所有する空き家バンクの『現状』を知るためにgoogle formによるアンケートを配布させて頂きました。
(会議に参加されている担当者様のご厚意により,県内の他の自治体にもアンケートを配布していただけることになりました。誠にありがとうございます。)
ご回答いただいたアンケートの結果は研究目的以外では使用いたしません。
現時点での統計として分析し,今後の住まい情報研究のスタート地点として記録することで,今後情報提供方法や意識変化による効果も分析していきたいと考えています!
11月12日:令和3年11月に阿蘇郡南小国町でヒアリング調査,空き家4軒の調査を行いました!
月に1~2回行っている住まい情報に関する会議の参加自治体である阿蘇郡南小国町にご協力いただき,空き家4軒の調査と,担当者様へのヒアリング調査を行いました!
11月の南小国町は紅葉の時期で,山の色合いがとても奇麗でした!
ヒアリング調査の結果,空き家の活用事例や公営住宅・賃貸住宅との関係においてこれまでの調査とは違った傾向が見つかり,自治体規模によって情報内容を変える必要があるのではないかと感じました。
最終報告までに具体的な違いを分析し,共有できればと思います!
空き家の実測調査については,南小国町の方が自治体で改修を行い,お試し移住のための賃貸物件に改修する予定だった物件を見学させて頂きました。
(今回はしっかり作業風景も撮影してきました!)
伝統構法による農村型の住宅が多く,基礎が石場建てのものもあり,比較的状態がよく,細かい部分の意匠が美しい物件が多いように感じました。
伝統構法の住宅は人気が高いものの,現在の耐震基準を必ずしも満たすとは限らないため,公的な物件として利用するには,補助金を使っても高額な改修費用が必要とのことでした。
費用が高額になるほど賃貸・売買費用も高くなるため住宅ストックの流通は難しく,誰の責任で,どこまで改修するのかという点について見極めが必要だと感じました。
10月21日:10月のzoom会議を実施しました!
10月のzoom会議を実施しました!
今回の会議では宇城市空き家バンクの試作ページを再度紹介させて頂きました。
前回の物から色調・画像の配置を変更し,少しでもすっきりした形になる様工夫しています。
(地名や一部地図は隠しています!)
宇城市空き家バンクについては今年度~来年度中の完成に向け,準備が進んでいます。
今回の会議では広域自治体連携による空き家バンクシステムが実現した場合,セキュリティはどうするのか?現在あるバンクとの使い分けをどうするか?といった具体的な課題のピックアップが行われました。
自治体の独自性を損なわず,自治体の住宅行政や施策に柔軟に対応できるものを作り上げていけるよう,具体的な課題についても今後検討していきたいです!
9月22日:9月2回目の会議を実施しました!
9月2度目の会議を佐藤研究室で実施させて頂きました!
今回は,宇城市と熊本県地域振興課の担当者様に熊本県立大学までご来校頂き,直接お話を聞かせていただきました。
前回に引き続き,会議内容は住まい情報提供に必要な要素や具体的な方針についてです。
宇城市での調査を踏まえて本研究室は,空き家バンクでの情報提供は,プラスの情報だけでなく
マイナスの情報(床の張替えが必要,家具あり 等)についても事前に知らせるべきではないかと考えました。
この点についてご相談させて頂いた所,とても分かりやすく良い取り組みであると評価をいただいた一方で,
空き家のオーナーの方のご意向や,自治体の方針によってマイナスの情報提供が可能か・必要かの判断は異なるのでは?とのご意見をいただきました。
頂いたご意見をもとに,研究室内で議論し,マイナス情報も加えて提供するかの判断は各自治体の方にしていただくことが望ましいのではないかとの結論に至りました。
今後も客観的なご意見を頂きつつ,仕様の決定を進めていきたいと思います!
9月2日:熊本県内の自治体の方々とのミーティングに参加しました!
宇城市と熊本県地域振興課を幹事自治体としたzoom会議に参加させて頂きました!
佐藤研究室と宇城市が行っている宇城市空き家バンクのリニューアルに伴い,
広域自治体連携による空き家バンクシステムの実現に向けた話し合いや,より分かりやすく効果的な住まい情報の提供方法について議論する会議を行っています。
今回は初回ということで,熊本市営住宅の情報ページと空き家バンクページの試作を作成・提案させていただき,それに対して参加自治体の皆様にご意見をいただきました。
今後月に1~2回程度会議を実施させていただくことになったので,サイト形式も議論内容もアップデートしていければと思います!
(宇城市,熊本県地域振興課,その他5自治体の皆様に参加していただきました!ご参加ありがとうございました。)
8月31日:熊本市営住宅の情報提供ページを試作しました!
8月に行った調査を踏まえ,物件情報ページを試作しました!
特徴は物件のポイント(物件の情報や周辺環境の情報)をピクトグラム化して一目でわかるようにしている点です。
本研究室が令和2年度学生GPで作成した県営住宅情報サイトを参考にしています。
他にも必要な情報はないか,自治体の方にもご意見をいただき,更新していければと思います!
8月3日:令和3年8月に熊本市営団地の調査を行いました!
今回は新地団地のA~E棟、長嶺西団地、長嶺東団地の調査をしました!
実際の市営団地の空室の状態を見て、住戸の撮影を一眼レフカメラ、広角カメラ、360度カメラの3つで行いました。
一眼レフカメラ 新地団地C棟
広角カメラ 新地団地B棟
360度カメラ 新地団地E棟
360度カメラで撮った写真はRICOH THETAというアプリを使えばちゃんとクルクル360度
見れるのですが、今回は普通の画像での掲載です(;;)
通常カメラで撮った写真だけより、360度カメラや広角カメラを利用することで写真だけで
団地の中がより詳しくわかるようになりました。
住宅の状態や周辺環境については、団地ごとに差があり、特に風呂・トイレなどの設備状況については
図面情報からだけでは判断できない物件ごとの差が見られました。
今度は、この実際に住宅に訪れて分かる情報を、より分かりやすく伝えるにはどうしたらいいか検討していきます!
(P.S)
実際に調査している写真を載せたかったんですが、残念ながら誰一人撮っていなかったので、
誤作動で撮ってしまった360度写真を載せます(^^)
7月8日:令和3年7月に宇城市空き家7軒の調査を行いました!
現在空き家バンクのリニューアルに向けて共に取り組んでいる宇城市様にご協力いただき,住宅ストックの一つである戸建空き家の調査として,空き家7軒の調査を行いました。
宇城市に初めて訪れるメンバーも多く,特に三角町で海に近い物件を見て感動していました!
空き家調査の結果,現状の空き家バンクHPからでは把握しきれない物件の劣化(天井や床の腐食,外観の劣化)が見つかりましたが,周辺環境にも魅力がある物件が多いということも感じました。
入居前に空き家バンク利用者様が物件のことをよく知るにはどのような情報が必要か,より分かりやすい情報提供方法はないか,今後検討していきたいと思います!
4月22日:熊本市の市営住宅課,住宅政策課,並びに空き家対策課の方々と打ち合わせを行いました!
本年度学生GPでお世話になる熊本市の市営住宅課,住宅政策課,並びに空き家対策課の方々と打ち合わせを行いました!
主に令和2年度学生GPの分析の結果の共有と,今後の方針についてお話させて頂きました。
初めての自治体の方々との会議に緊張して,写真を撮り忘れてしまったのですが,;;
現在の公営住宅や賃貸住宅,空き家の課題について様々なお話を聞かせていただきました。
今後行う活動によって,少しでも住宅ストックの有効活用に貢献できるよう,佐藤研究室一丸となって取り組んでいきたいと思います!