研究室紹介

Laboratory introduction

「地域のため」「未来のため」。
熊本県⽴⼤学の地域愛あふれる
研究室を紹介します。

2019
© puk-loveratory
2019
© puk-loveratory

環境共生学部 助教

中下 千尋

Chihiro Nakashita

病気になる前の食生活改善を目指します

食生活改善と聞くと、エネルギー制限や減塩など食べたいものが制限されて嫌だなと思う方が多いのではないでしょうか。 病気になってからでは厳しい制限が必要な場合もありますが、その前段階であれば日々の食生活を少し気をつけるだけで将来の健康につながると考えています。 それでもこれまで培ってきた食生活はなかなか変えられるものではありません。どうすれば無理なく行動を変えることができるのか、その方法を様々な角度から探っていきたいと思います。

食環境を整えることで無理せず改善

食生活を改善するには実は様々な知識が必要になります。自分にとって適切な栄養量はどのくらいか、それを摂取するには何をどれだけ食べればいいのか、どう調理すれば良いのか…などたくさん考えることがあります。こうしたことが食生活改善を困難にする要因の一つであると考えます。 そこでそういった知識がなくても、食事をするだけで気づかない間に望ましい食生活を送れるような食堂や給食等の環境を整えることで、多くの人が無理せず食生活改善ができるのが理想です。 また食堂等で提供される食事を見本として教育することで、家庭での食事のイメージもつかむことができます。 具体的には学生食堂を活用した食育活動や保育園給食のアドバイス等を行っています。また調理スキルの習得については、小学生や大学生、男性を対象とした料理教室にも関わっています。

研究業績の詳細はこちら

研究室について問い合わせる